縋り付くのは怖い
スーっと涙が頬を流れた。
誰かに縋りたくなる。
積極的な治療は求めない。ただ眠れればいい。そう思っていたのに、精神科の先生に死にたいって話してみようかななんて思ってる。短絡的に死にたいって言ってるわけじゃない。もう生きていたくないんだ。もう限界なんだ。
寂しさは感じない。ただ疲れが日に日に溜まっていく。何か特別なことをしている訳では無いのに。ただ日常を楽しく送っているのに。
1人になると、泣いてしまうんだ。緊張の糸がぷつりと切れて、泣きじゃくってしまうんだ。それはどういう感情だろう。快か不快か。それすらも分からない。だけど泣いたあとはすっきりしている。
ずっと死にたいという気持ちを持っている。一時的に前向きになって生きてみようと思える時もあるけど、基本的には死にたい。死にたいながら生きることが辛い。
とても生きにくいんだ。生きづらさはずっと変わらない。
衝動的に死んでしまおうかと思う時がある。でも衝動だけでは死なない。
きれいな私を憶えていて。幸せな私を憶えていて。
