きらめきに落ちて。

生きるならドラマティックに、私のしあわせを演出したい。

気持ち

バイトの終わりの時間だとママが教えてくれた時、私は不安に思った。

私は時給に見合う働きができただろうか。私を雇ったことを後悔していないだろうか。

バイトの説明の時、私の手伝いをしてくれればいいと言われた。私が1個ずつ教えると言ってくれた。

私は今日色々なことを確認しすぎたのではないか。めんどくさい人だと思われたのではないか。融通が効かないと思われたのではないか。とろいと思われたのではないか。

今日お客さんの入が悪かった。私がひとを呼ばないオーラを放っているのではないか。

私の見た目はスナックに不適合ではないか。腕をアームカバーで覆っているのは不自然ではないのか。

 

なんていうマイナス思考。

初日なんだから完璧にできる方がおかしいし、私はできる限りのことをやったではないか。

それでも自己批判が過激化する。

 

学ぼう。自信をつける手助けになるだろう。何か改善のための手がかりを教えてもらえれば私は楽だけどな。ママは何も言わなかった。

 

おわり