きらめきに落ちて。

生きるならドラマティックに、私のしあわせを演出したい。

緊張する原因

私が緊張する原因が分かった気がする。

それはペアで働く人の出来の悪さ。

指示をしないと何かをやってもらえなかったり、余計なミスを連発したり、変にこだわりを持っていたり、お客さまの対応をすると変なことを言ったり、そういう相手のできなさをフォローしなくてはならないと思うと緊張するというかストレスを感じるのだ。

1人で2役やらなければいけない、それが重責だったようだ。

 

今日はペアがそんな心配せずにいられる人だったから、私は自分の仕事に集中できた。腹に空気もたまらなかった。終礼までこなせた。

 

今日多方面の連携ミスもあったが全体を見渡す行動をしない人たちが慌てふためいているところに、見ていればわかる情報を流す仕事ばかりしていた。

自分の情報伝達のミスにも気づかずに、その後の混乱で困っている人には呆れてしまったよ。

 

尻拭いのようなことばかり。嫌だなぁ。放っておけばお客様に迷惑がかかる。それは避けたい。責任感強すぎるかしら。

お客さまは決して安いとは言えない金額を支払い、期待を膨らませて見に来ているの。内容はよかった、でもスタッフの対応が悪かったそんなお声を頂くなんて絶対に嫌。

俳優さんの努力の賜物に傷をつけてはいけない。そのために最大級のおもてなしをする。それができなきゃ私たちがいる意味すら無くなってしまうのよ。

 

私ができないことが増えていく。体が言う事を聞かなくなっていく。これ以上痛みが増強するのなら私はこの仕事をやめるしかなくなるだろうね。

内科の薬で調整できないのなら、ペインクリニックにでも行ってみようか。神経内科の方がいいだろうか。

 

こんなに無理やり笑顔を作っているなんて誰も知らないだろう。今日も完璧な私を演じられたのではないか。

 

完璧を演じきれなくなった時は潔く諦めたいものだね。

 

おわり