きらめきに落ちて。

生きるならドラマティックに、私のしあわせを演出したい。

異常者の言葉。

父の言葉が脳裏にこびりつく。

私の自信が削ぎ落とされる。

何を言ってもそれが普通の会話だとしても異常な言葉が返ってくる。

 

私を家族の一員としてみていないのだろう。

お前を選んで生まれたわけじゃない。

 

パソコンを使っていたら、無断で使ってるくせにと言われた。

勉強をしていたら、お前には無理だからやめろと言われた。(何してるか聞かれたから大学受験しようと思っていることだけを伝えた)

ご飯を食べに行った時、お土産を買おうかなと言っていたからここでもなんか売ってるみたいだよと教えたら俺にどれだけ金を使わせる気だ?と声を荒げられた。

ご飯を作っていたら、これも食べなきゃいけないのかと言っていた。そのくせ出来上がったごはんをお代わりしてまで食っていた。

祖母の家に行くと言ったら、受験生なら一日中勉強するべきだろと怒鳴られた。

 

 

私はお前の言葉を受け取らない。お前の言葉に左右されない。

なんでこんなに覚えてるんだろうね。なんでこんなに苦しくなるような言葉ばかり言うんだろうね。

スルーできてないじゃん。ちゃんとインプットされてるじゃん。脳裏にこびりついて離れない邪悪な言葉たち。さっさと消え失せろ。

 

おだてて手の上で転がすように扱っているけど、言葉の毒気にはやられる。

普通に会話してる瞬間に毒が入り込む。防御不可能。防御するためにはどうしたらいい?

最初から毒を覚悟する。毒が飛び出しそうなことを父の前でやらない。父に会わない。

 

どうしてこんなに緊張しながら生きなきゃならないの?こんなの普通じゃない。

距離を取ろう。良い所だけ利用しよう。

 

私は父の言葉を受け取らない。

 

あの人が変わることはないだろう。諦めよう。私への目線も変わることはないだろう。諦めよう。

私が何を成し遂げても、あの人を見返すことはできないだろう。あの人は自分の異常な思考回路の中で私を恨むかもしれない。あの人からどう思われていたっていい。

 

私は私のことを良く思ってくれる人の言葉を大切にしたい。

異常者の言葉なんて気に止める必要も無い。

 

かわいそう。父から逃げれない母がかわいそう。逃げ場所がない母がかわいそう。